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音楽

雑音 187

 諸々頼んでいたCDがほぼ届いたので軽く感想。

 1つはTreatの新作で『Tunguska』。前作の『Ghost Of Graceland』が傑作だったのでかなり期待していた作品でした。
 PVで配信されてた「Build The Love」は聞いており、メロディは相変わらず抜群、でも、『Coup de grace』寄りの音になっていたのがいささか懸念材料、という感想でした。私はあんまり太い音って好きじゃなくて、その点で『Ghost Of Graceland』はわりとこじんまりしていて好きだったのです。

 で、実際に聞いての感想ですが、つかみはあんまりよくなかったですね。1曲目の「Progenitors」はイントロは前作タイトルトラックと似たような感じなんですけど、コーラス含め、私の中では1発でガツンとくる曲じゃなかったのが原因。後、音の面も前述通りの感じだったので、前作との差異にいささか面食らったのもある。今ではこの曲、大好きですけれど。
 ただこのよろしくない印象ががらっと変わったのはわりと早くて、3曲目の「Best Of Enemies」のコーラスでもうテンションが上がってました。5曲目の「Heartmath City」からラストの「Undefeated」まですべてのコーラスが抜群という恐るべき楽曲の充実度で、楽曲の粒の揃い方という点では前作を凌駕していると思います。
 一番お気に入りの曲は最後の「Undefeated」。ブリッジで、「これでコーラスが完璧なら間違いなく今作1番だろうなぁ」と思ってたらまさに希望通りのコーラスが飛んできて狂喜乱舞してました。難点はイントロがあんまり格好良くないところ。
 曲単体の好みでいえば前作の方が多いんですけど、アルバム単体の完成度は復活後3作の中ではダントツだと思う。ただ、『Coup de grace』が復活後1番という人には異論が出そうな作品ではあります。あの作品にあった明るさみたいなのは前作と同じくそんなにないですし。

 次はGroundbreakerというグループのデビュー作『Groundbreaker』です。
 WORK OF ARTのメインソングライターが筆を取ると聞いて、先行PVの「Over My Shoulder」が個人的にかなり微妙だったにもかかわらず買ったものの、全曲そういう微妙さの塊みたいな作品でした。WORK OF ARTの好きなところは強烈なメロディの洪水なんですが、こちらはボーカルの声がしめりにしめってるので、それにWORK OF ARTの曲のようなものを求めるのはいささか筋違いだったかなぁ、という感じです。「Over My Shoulder」や「Standing Up For Love」がそういうニーズに多少応えるようなものになっていますが、もっと弾けたものがほしいのです。
 落ち着いたメロディの多さはまさにA.O.Rって感じ。これ以外にもA.O.Rにカテゴライズされる作品を何作買ってるんですが、最初は「A.O.Rって俺の望んでたメロディの宝庫なんでは!」と思っていたものの、案外そうでもないらしい、というのが今の所の感想です。WORK OF ART以外にこれといったものがなかった。

 最後は日本のビジュアル系でいいんでしょうか、cali≠gariの7~8期の大体のアルバム。
 元々ここのベースの人が関わってる作品を何枚も持っていた、というのがスタートラインでした。Coaltar Of The Deepersとか特撮とかSEX MACHINEGUNSとか。で、何かの折に、このバンドが日本武道館でやった時のベースソロみたいな動画を見かけて、「そういえばこの人このバンドでベースやってるんだったな。どんな曲やってんだろ」と調べたのがきっかけです。
 で、7期の好きな曲をまとめたみたいな動画を聞いて、「青春狂騒曲」、「マグロ」、「デジタブルニウニウ」といった曲の振れ幅の大きさに驚き、「娑婆乱打」の何とも言えないダサさに惚れて、一気に買いました。残念ながら大体絶版で、特に『再教育』は諭吉さん出さないと買えませんでしたが。
 
 大体聞いての感想としては、なかなかの当たりだった、という感じです。
 いわゆるビジュアル系スタートのバンドって他ではBUCK-TICKを愛聴してますが、そこからの影響を感じつつも、歌詞やらメロディやらに独自性があって、大変いいです。音の面ではBUCK-TICKと比べると隙間が多い感じですけど、それもそれでいい。メインソングライターがボーカルとギターの2人なので、その点の幅の広さも面白い。

 一番驚いたのはロックバラードの充実度ぶり。「冷たい雨」や「ただいま。」「夏の日」「オヤスミナサイ」あたり。この曲群は歌詞もいい。休止後の曲はボーカルの歌い方含めて、諸々がらっと変わった印象ですが、この手の曲のギターの人のメロディセンスに関しては復活後も変わってないと思う。「東京、43時00分59秒」とか「さよならだけが人生さ」とか。

 アルバム全体としての好き嫌いで言えば『第7実験室』が一番好きです。面白さで言えば、ジャズアレンジされた『4』。『4』は1曲目の「誘蛾燈」でもう大笑いしましたもの。音割れが酷いのは、ジャズってそういうものなんですかね。

 復活後の楽曲はボーカルの人の趣味が全面に出た曲が多いように思うので、リアルタイムで追ってきた人はどういう感想なのか気になる。たとえば「マグロ」と「トイレでGO!」なんて、系列は同じですが、テンションはぜんぜん違うじゃないですか。「マグロ」や「君が咲く山」「嘔吐」が好きな人が、正直「トイレでGO!」に満足すると思えないんですよね。これも進化だと好意的なのかどうなのか。「-踏-」や「暗中浪漫」「娑婆乱打」。最新作で言えば「トカゲのロミオ」「ファニソン」なんてまさに復活後のナンバーって感じなので、私みたいな後追いは、それぞれ味があって大変いい、ですけれど。
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